道具学会事務局
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飛切豪邸遠山家住宅見学▲生家再興を果たした遠山家の主屋、玄関口(遠山記念館ブックレットより) 14:00。午後は見学会。 川越からほど近い川島町の遠山邸は日興澄券の創立者・遠山元一(1890~1972)が没落した生家を再興し、老母に住まわせた。昭和8年から2年7ヶ月をかけて建築、1968年法人化して、遠山元一が金に糸目とつけずに蒐集した膨大な「お宝」は敷地内に建てられた遠山美術館でテーマ展示が続けられている。 敷地は建坪で400坪。東棟は生家の再興を目(もく)したものだから豪農風茅葺き民家。中棟は洋室も加えた和洋折衷の、昭和初期東京風豪邸、西棟は老母の安住の家で数寄屋風造り。すべての部分に高い見識をもって創意趣向を凝らしているのでベンキョーになるナル。 広大な造作の一大集積だから、ショーバン先生は毎回テーマをかかえて見物に通っている。今日は床(ゆか)を見に行くのだ、畳や畳縁(へり)、フローリング、人造石研ぎ出しタイル、などなど。別の日は「あかり」に注目してまわる。座敷の和風シャンデリアから廊下の壁付ランプまで、みなデザインを匠(たく)んだ注文製作ものだから、いちいち面白い。別の日は風呂場まわりと台所。
by douguology_news
| 2006-04-08 16:22
| 飛切豪邸遠山家住宅見学
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