ショーバン先生メモ乱ダム  ―山口昌伴
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カテゴリ:飛切豪邸遠山家住宅見学( 3 )

源氏物語を読む部屋

 水栓があれば茶がたてられる。ここに文机(ふづくえ)ひとつ置き、源氏物語五十四帖を置いたらどうか。
 普段はくそ忙しくて、ついに一生読み通しそびれそうな大長篇。この小部屋を「源氏物語を読む部屋」にするのだ。風呂は必ず入る。風呂からあがったら浴衣になって、つづきを読んでいく。贅沢な間取りならそういう部屋の配しかたがあるだろう─自分でそうするには、まずしこたま金を稼がねばならんなァ。
 いまはまだその序の口をやってるところだ。─で、おトシは?ルセエ!!(うるせえ)。
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▲二階の洋風応接間(遠山記念館ブックレットより)

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by douguology_news | 2006-04-08 16:33 | 飛切豪邸遠山家住宅見学

絶品の水道蛇口

 たとえば風呂場では3帖の脱衣室があって純和風、障子ごしに小庭が見える。壁ぎわは茶室にあるような水屋があって、そこにある水栓が銅製・細身の長頸(くび)、玉ハンドル、これまで目にした水栓ではもっとも雅趣に富んだ絶品である。
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▲一階の大座敷(遠山記念館ブックレットより)

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by douguology_news | 2006-04-08 16:30 | 飛切豪邸遠山家住宅見学

飛切豪邸遠山家住宅見学

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▲生家再興を果たした遠山家の主屋、玄関口(遠山記念館ブックレットより)

14:00。午後は見学会。
 川越からほど近い川島町の遠山邸は日興澄券の創立者・遠山元一(1890~1972)が没落した生家を再興し、老母に住まわせた。昭和8年から2年7ヶ月をかけて建築、1968年法人化して、遠山元一が金に糸目とつけずに蒐集した膨大な「お宝」は敷地内に建てられた遠山美術館でテーマ展示が続けられている。
 敷地は建坪で400坪。東棟は生家の再興を目(もく)したものだから豪農風茅葺き民家。中棟は洋室も加えた和洋折衷の、昭和初期東京風豪邸、西棟は老母の安住の家で数寄屋風造り。すべての部分に高い見識をもって創意趣向を凝らしているのでベンキョーになるナル。
 広大な造作の一大集積だから、ショーバン先生は毎回テーマをかかえて見物に通っている。今日は床(ゆか)を見に行くのだ、畳や畳縁(へり)、フローリング、人造石研ぎ出しタイル、などなど。別の日は「あかり」に注目してまわる。座敷の和風シャンデリアから廊下の壁付ランプまで、みなデザインを匠(たく)んだ注文製作ものだから、いちいち面白い。別の日は風呂場まわりと台所。
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by douguology_news | 2006-04-08 16:22 | 飛切豪邸遠山家住宅見学