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ショーバン先生メモ乱ダム  ―山口昌伴
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カテゴリ:ライカとタンコロ( 1 )

ドイツのライカとクアラルンプールのタンコロ

AM11:00。
 そんなこんなで今日は「床(ゆか)の住まい術研究会(仮称─ショーバン先生は命名癖があり、勝手にどんどん名付親)」。
 新埜好一さんが「畳の藺草の芯を使う燈明皿や和蝋燭のはなし」(藺草は一名燈芯草)で、燈明の話題は忽然(こつぜん)マレー半島マラッカ海峡に及ぶ。
 クアラルンプール駐在の和田啓志会員は新埜さん主催の道具学会「道具を語る会in SAITAMA」のとある研究会に出席したのが病因で道具学会に入院(入会)した道具病患者(精神棟)。
 和田会員はもともと金属偏愛パラノイア症だったから道具学会入院の素質はあった。金属偏愛症はカメラ写真機の方で、道具偏執狂自慰誌「季刊道具学」12号「みる道具」にLEICA M3型レンジファインダーの溺愛ぶりをみっちり書き込んでいる。
 その和田啓志さんがクアラルンプールに単身赴任。新埜さんが「歩けあるけの道具学」に好都合とクアラルンプールに和田会員を訪ね、日帰りが可能な古い港町マラッカへも「歩き」に行った。そして、マラッカの古道具屋で意想外の道具を発見。
マラッカで発見、日本の燈明「たんころ」
 燈明のうちではもっとも安く、もっとも広く用いられた燈芯を立てやすい燈具、「たんころ」と日本で呼んでいたものとそっくりのがゴロゴロある。それを新埜さん、二束三文(マレーシアだから3ヶ50リンギットか。1RM=約30円)を1ヶ450円の安値で買いこんできた(注:日本の骨董屋では、1ヶ2,000~30,000円もする?)。150年前まではオランダ人が使っていたので、15RM(450円)。マレーシア人が経営するクラフトショップでは、同じデザインの「たんころ」を3RM(90円)で売っていた。
 マラッカといえばフランシスコ・ド・ザビエルさん。イエズス会の宣教師で東方への伝道のためインドを経てマラッカに一時期住んで、日本にやってきて各地を伝道して歩いた。
 この「たんころ」もしやザビエルさんがマラッカから持ってきて(1549年・天文18年に来日)、三百年がかりで日本中に普及を遂げ、大昔から日本にあったような「素(そ)しらぬ顔してる」道具なんではないか。
 日本にはソーユー道具がけっこうある、いや、ありスギなのだ→研究論文受付中。
 さあ!新学説だ、これでこれまでの民具学をこてんぱんに─日本民具学会に道具学会完勝したらザマアミロ─ブログとはいえ汚い言葉はいけません、様(ざま)をご覧くださいまし、も妙─いや、よく思い直してみたらショーバン先生も民具学会の会員だった、学会間セクショナリズムはいけません。ともかく先の実証的研究のため道具学会マラッカ探検を催行するぞ。
by douguology_news | 2006-04-08 16:18 | ライカとタンコロ